玄関のすべて
玄関は当初から、そこまで要望はありませんでした。 そのため最初に提案されたものをベースに少しいじった程度ですが、実際に住んでみると一番「もっと考えればよかった」と思う場所です。
要望
玄関に対する要望はこのくらいです。
- 玄関の手洗いは必須
- コート類をかけられるシューズクローク的なスペースが欲しい
- 郵便物のために外に出たくない
玄関に置くもの
- 靴(最大10足程度)
- コート(最大10着程度)
- 傘立て
- 高圧洗浄機
- ダンボール
- スリッパ
- 防災リュック
出来上がり
かなりいい感じです。
間取りについて
間取りの最終稿はこれなんですが、実は現場で一か所変えています。
土間収納と書かれている部分なのですが、この左側は階段になっており、ここの壁を抜いて背の低い収納スペースを設けました。 これ、設計時はできないと言われていたんですが、現場で相談すると大丈夫とのことで変更してもらいました。 それに合わせ、ハンガーパイプの位置もそちらに付けるように変更しています。
ちなみに、当初の案では上がり框部分は斜めになっておらず、靴箱も2連でした。
ドア
当初は下記の記事にあるようなものを作ってもらう予定でした。
契約時はそのようになっていたのですが、設計の段階で玄関周りの壁に穴をあけることは強度的にできないことが判明し、あきらめるしかありませんでした。 しかし、このようなドアがあったため、こちらを採用しました。
自分が選んだのは動画にあるような宅配ボックスが2つついているタイプではなく、1つしかついていないタイプです。 宅配ボックス部分はそこまで大きなものは入らないためオマケみたいなものですが、あると便利です。
ただ、郵便ポストのフタ部分のスプリングが頻繁に外れてしまうという、構造上の欠陥があるのと、郵便物が投函された際に結構大きめな音が鳴ってしまうのが欠点です。 後者については仕事部屋と玄関が近いせいで気になるのですが、郵便ポストの受け側の底にクッションや吸音材のようなものを敷けば軽減できるかもしれません。
手洗い
手洗いにはTOTOのドレーナを選びました。 この商品はいろいろな組み合わせ方ができ、今回のように鑑部分をなしにすることもできますし、その場合でも何か足りないような違和感にならないデザインになっています。 また、今回選んだような木目調のカラーもあり、靴箱や床と色合いも近いものがあったのでその点でも気に入っています。
水栓にはタッチレスを選び、レバーに触れずに操作できるため、玄関の手洗い場として最適です。
また、魔法びん電気即湯器を付けているため、給湯器からだいぶ離れているんですが冬でもすぐにお湯が出てくれます。 即湯器は他にもトイレの手洗いと、二階の洗面台にも付けているのですが、どちらも大正解でした。
その他一般的な項目
コンセントについて
手洗いにセンサー式のソープディスペンサーを置くため、それの充電用に近くにコンセントが必要でした。 候補としては靴箱の上なのですが、ここに普通のコンセントを付けてしまうと悪目立ちすること必至です。 そのため、靴箱の上に横長のコンセントを付けました。
このタイプのコンセントは省令準耐火構造でないため使えないという話でいったん取りやめになりました。 そんなものかー、と思ってあきらめようと思ったんですが、聞くだけならタダだと思ってメーカーに「省令準耐火構造のものはないか」と問い合わせたところ、実は最初に使おうと思っていたものがそうだと分かったためそれを使ってもらうようにしました。 こんな感じで、設計の人も情報が正しくない場合がちょくちょくあるため、自分で情報を集めることも大切です。
スイッチについて
スイッチはプライベート玄関側にまとめることで、完全に隠すことに成功しました。 照明をセンサー式にすることで、来客側のスペースにスイッチがないことによる不便さも全くありません。
照明について
照明は、来客側をセンサー式に、プライベート側を普通のスイッチにしています。 帰ってきても来客側の照明が勝手につくのがとても便利なので、これは大成功でした。 プライベート側は来客側の照明によりそこまで暗くないので、普通のスイッチで問題ありませんでした。 センサー式でも問題なかったとは思いますが、コストに見合うかというとちょっと微妙なので、普通のスイッチで正解だったと思います。
壁紙について
壁紙は標準のものから選びました。
ただし、玄関は湿気が気になるため、東面はエコカラットにしました。 また、玄関の正面(南側の壁)にピクチャーレールを設置して絵を飾れるようにしたため、主張の強くないものを選びました。
靴箱や手洗いがある側の壁にエコカラットを貼っているのですが、ほとんどわからないくらいなじんでいますよね。 この選択は正解だったと思います*1。
窓について
窓は採光のためだけのものなので、FIX窓で型ガラスです。 この窓の位置も当初はちょっとずれていたのですが、手洗いの中心に来るように調整してもらいました。
また、窓の上端を天井に合わせることで、ホコリが高所にたまる余地をなくし、ラインも減ってすっきりとした印象にできています。
換気について
エコカラットだけでは湿気対策として弱いかな、と考え、玄関には換気扇を付けてもらっています。
床について
床を張る方向については、長手方向に貼りました。
気に入っている点
- 玄関の手洗い
- センサー式の水栓
- 即湯器
- プライベート側の玄関
- 外に出なくても郵便物が受け取れる
玄関については他の部屋ほど考え抜かなかったので、そこまで大きな気に入りポイントはないです。
失敗した点
逆に、考え抜かなかったことによって大きく失敗したな、と思う点があります。
プライベート側玄関の狭さ
プライベート側の玄関ですが、もっと広く取ればよかったです。 実際に住んでみると、思いの外ここに置きたいものがありました。 あと30cm程度幅があれば、もうちょっと収納がすっきりしました。
大きな後悔ポイントとしては次の2点です。
- 靴下・ハンカチはここに置けると出かける際にとてもスムーズになった。帰ってきた際も、玄関に小さい洗濯カゴを置いておけば楽。
- 不要な郵便物を玄関で処理できるように、シュレッダーとゴミ箱とちょっとした棚があれば便利だった。
次回があればここは改善したいところです。
*1:もう一つの選択肢として、南側の壁に目立つエコカラットを張るというのも考えられたのですが、玄関ドアからの奥行きがそこまでないので、圧迫感が出ることを懸念してこちらには貼りませんでした。
仕事部屋(書斎)のすべて
家づくりのコンセプトで決めた通り、「実用性に振り切った、一人暮らし用のコンパクトハウス」が最上位のコンセプトです。 そのため、今回一番重要視するのは仕事部屋であり、ここに妥協はできません。 今回の家づくりで一番こだわったのがこの部屋です。
要望
仕事部屋に限らず、要望に部屋の広さ(何畳とかそういうの)は入れませんでした。 「何畳の部屋が欲しい」ではなく、「その部屋で何をするのか」や「どんなものをどれだけ置くのか」を伝え、具体的な大きさはハウスメーカーの方に考えてもらいました。 結果的に、これはとてもよかったです。 結局、一番重要な仕事部屋の間取りが一番気に入った会社を選ぶことにつながりましたが、各社それぞれ個性が出て面白かったです。
- 作り付けの本棚が欲しい
- 作り付けの長い机が欲しい
- 仕事用スペースに最大4台、趣味用スペースに最大2台のノートPCを置くスペースが欲しい
- 高さは90cm程度で、奥行きはノートPCが置ければ十分
- 仕事用と趣味用で椅子は2つ置く
- 壁につけるタイプのモニターアームへの対応
- 34インチウルトラワイドモニターを2つ
- PCのパーツ類格納用のちょっとした収納も可能なら欲しい
仕事部屋に置くもの
各部屋に置くものを細かく決めていたおかげで、コンセントをどこにどれだけ作るのかにも役に立ちました。 これもやってよかったことです。
出来上がり
照明がつく前なので暗くていい感じの写真があまりないですが、こんな感じになりました。
実用性も雰囲気も、めちゃくちゃ気に入っている部屋です。
間取りについて
めちゃくちゃ気に入っているポイントの1つ目なんですが、まずは平面図を見てください。
普通、部屋と言ってイメージするのは四角形だと思いますし、自分もそういう先入観がありました。 しかし、最終的に頼んだハウスメーカーは部屋の中に壁を作り、本棚のスペースを確保するという部屋を提案してくれました。
これが実用性も確保しつつ「奥まった感じ」を演出していて、注文住宅じゃなければこれは実現しなかっただろうな、という点でポイントが高いです。 部屋の広さとしては6畳以上と、書斎としてはかなり大きめなんですが、壁があるおかげでだだっ広さは感じず、むしろ丁度いい「おこもり感・秘密基地感」があります。
机も長いので作業しやすいですし、北側と南側で仕事用、趣味用と使い分けられるようになっています。 仕事用、趣味用のどちらがわに座っても、机がL字型に使えるようになっているのも実用性がめちゃくちゃ高くて素晴らしいです。
そして、本棚は3段のものが合計約5.2m、2段のものが約2.6mを確保しているため、本1冊あたりの厚みを3cmとしても、690冊以上が格納できるキャパシティがあります。 1冊あたり3cmは余裕をみた設定なので、実際には700冊以上のキャパシティがあり、2段や3段までという制約があるにもかかわらず、仕事部屋だけでここまでの量の本棚が確保できたのは嬉しい誤算でした。
動線についても触れておくと、下の図の赤い点線で囲われた部分とトイレを1階に、青い点線で囲われた部分を2階に配置しています。
また、仕事部屋は玄関に近いため、仕事をしているときに配達等があっても対応が楽です。 日中は1階のみで移動が完結するのもコンセプトが実現されているため素晴らしいです。
ホコリのたまる余地の排除
基本的にはルンバが掃除してくれますが、床以外はルンバが掃除してくれないので、ホコリがたまってしまいます。 そういう箇所は大掃除などのタイミングで掃除することが多いと思うのですが、面倒ですよね。 なので、そういう面倒を極力減らすために、ホコリのたまる余地は徹底排除するつもりで色々と考えました。
まず、どういったところに埃がたまるのかです。
- 巾木の上の細い部分
- ドア枠の上の細い部分
- 窓枠の上の細い部分
そのため、巾木はなし、ドアはハイドアで天井付け、窓は三方クロス巻き込みを希望していました。 契約前はどれもできるという話で、設計の段階で詳細を詰めるという話だったのですが、結局のところ巾木はあり、窓も枠付きしかできないことが分かりました。
巾木はまだ位置が低いためあきらめもつきますが、窓の上はさすがに面倒です。 ここは譲れないので代替案を考えてもらったところ、窓の上端を天井につけることでホコリがたまる余地がないようにしてはどうか、というアイディアがでました。 ホコリさえたまらなければ何の問題もないため、すべての窓の上端を天井の高さに合わせてもらいました。
また、照明もホコリがたまるポイントになります。
- シャンデリアやペンダントライトは傘の部分にたまる
- 間接照明も基本的にはホコリがたまるし、掃除は困難
- 間接照明にも種類があり、コーニス照明であればホコリがたまらないようにもできる(参考: 壁面照明のイロハ⑤ ~コーブ照明とコーニス照明の違い~)
そのため、基本的にはダウンライトを選びました。
地震対策
地震対策というと、家具や家電の固定が話題に上がることが多いですが、それは「揺れているときに動かないようにする」ための方策です。 せっかく注文住宅で建てるんですし、「そもそも揺れにくいようにする」ための方策も採れます。
重要なのは2点*1です。
- 背の低いものは背の高いものに比べて揺れにくい
- 重心が低いものは重心が高いものに比べて揺れにくい
これらから、2階建てよりも平屋の方が揺れに強く、天井高の高い家よりも天井高の低い家の方が揺れに強いことが分かります。
また、背を低く、重心を低くすると揺れにくくなることもわかります。
仕事部屋には大量の本があるため、これらを高い位置に置いてしまうのは地震対策の観点から避けたいです。 そこで、本棚は3段までとして、さらに2階ではなく1階に配置しています。
注文住宅でよく見る、壁一面の本棚に憧れがないわけではありませんが、一番上の棚とか、アクセス性が悪いので使いにくく、掃除もしにくいじゃないですか。 「実用性に振り切った、一人暮らし用のコンパクトハウス」というコンセプトからすると、そういう憧れだけのものは排除です。
また、地震対策ではなくホコリがたりにくくするという面から来たものですが、本棚の奥行きもギリギリにしています。 3段の本棚は高さもギリギリにしているため、地震でも飛び出しにくくなっているはず*2です。
本棚の地震対策で、できるならやりたかったこととして「棚を傾けて飛び出しにくくする」というのもあったのですが、そうなるとかなり複雑な造作となるためこれはあきらめました。 ハウスメーカーではなく、造作が得意な工務店であればそういったこともやってみても面白いかもしれません。
その他一般的な項目
コンセントについて
コンセントについては、極力外壁側の壁に付けないようにしました。 外壁側の壁には断熱材が入っています。 コンセントを外壁側の壁に付けるということは、その部分の断熱材を削る、ということです。 計算値的には気にする必要のない欠損かもしれませんが、実際に作業する大工さんの腕が悪いと計算値以上の欠損になってしまう恐れがあります。 そのため、極力そういったことに左右されないようにコンセントの位置には気を付けました*3。
数については、電源が必要なものとその置き場所を考えたことで出しました。 仕事部屋では11か所にコンセントを付けてもらいました。 だいぶ多いですが、今のところ使っていないのは1か所のみ*4なので大成功でしょう。
高さについても基準となる高さを決めたうえで、そこから外れるものについて一つ一つ指定をしました。 図面だけでなく、上棟後にコンセント打ち合わせという形ですべてのコンセントの位置や高さについて確認を取りました。 コンセント打ち合わせでコンセント関連の図面がおかしいことに気づけたので、これは是非やった方がいいです。
形については、天板よりも上に出るコンセントは通常のものではなく、横長のコンセントにしてもらうように希望を出しました。 しかし、そのタイプのコンセントは省令準耐火構造でないため使えないという話でいったん取りやめになりました。 そんなものかー、と思ってあきらめようと思ったんですが、聞くだけならタダだと思ってメーカーに「省令準耐火構造のものはないか」と問い合わせたところ、実は最初に使おうと思っていたものがそうだと分かったためそれを使ってもらうようにしました。 こんな感じで、設計の人も情報が正しくない場合がちょくちょくあるため、自分で情報を集めることも大切です。
仕事部屋ではPC関連の機器をメインで使うということで、アース付きのものや3ピンのものも使う可能性が高いため、ほぼすべてのコンセントをそういったものに対応したコンセントにしました。 また、念のためCAT6AのLANケーブルも配線してもらったのですが、最初にルーター等の設定に使ったあとは使っていません。
それと、部屋の写真を見て気づいた方もいるかもしれませんが、コンセントカバーなどの色が白になっています。 これは施工ミスで、設計の段階で黒を指定していたため、後日すべて黒に取り替えられました。
スイッチについて
スイッチは次のような原則を定めました。
- 一番大きいスイッチがそのエリアの照明
- 同じ大きさのスイッチが上下に並んでいる場合、上からメインに近い順で配置し、換気扇がある場合は常に一番下に配置
こうすることで「あれ、これどこのスイッチだっけ?」を極力なくすことに成功しました。 原則に合わない場合、そもそもそこにスイッチがあるのが適切なのか?ということを考えるきっかけにもなりました。 こういう原則を決めておくのも、その場その場で決めるよりも一貫性が持たせられて覚えやすさにつながるのでお勧めです。
エアコンの位置について
エアコンの位置は当初、東側の壁に付いていました。 しかし、椅子のある場所に近いと音も気になりそうですし、風も直接当たって気になりそうだったので、西側に移動しました。
また、エアコン用のコンセントの位置もエアコンの上側に指定して、目立ちにくい位置にしました。
壁紙について
壁紙は最初、標準のものを選んでいました。 しかし、標準のものだとやはりイメージと違ったため、イメージに合うものを選んで変えました。 天井の壁紙は標準のものですが、こっちは標準でもかなりいい感じです。
床も壁も天井も暗い色で、個人的にはめちゃくちゃ気に入っているんですが、親には不評でした。
カーテン・ロールスクリーンについて
壁紙に合いそうな色のものをいくつか見せてもらい、その中から選びました。
リビング以外はカーテンではなく、ロールスクリーンにしました。 これはインテリアコーディネーターさんがそのように選んだのをそのまま採用しています。 カーテンよりもすっきりした印象になり、個人的には気に入っています。
窓について
気密性も確保できますし、大きな窓はいらなかったので、窓は基本的に縦辷出し(すべりだし)窓にしました。 本当はドレーキップ窓を使いたかったのですが、仕様にないとのことであきらめました。
換気について
実は1階にも2階にも熱交換換気システムが入っているのですが、フィルターの掃除の際に虫に対処しないといけないということで一回もonにするつもりはありませんでした(し、実際一度もonにしていません)。 なら外せばよかったじゃん、という話になるんですが、この部分を入れること前提で値引きをしていたということで、外せませんでした。これ、最初から言っていたのに入れられてしまっていた納得いっていない部分です。2階の熱交換換気システムはかなりゴツイものが入っていて、なんだかなぁと感じます。
そんな理由から、第三種換気(自然給気+機械排気)用の給気口や換気扇をいくつか追加しています。 その一つが仕事部屋(書斎)の南側にあり、自然給気用の給気口を付けています。 これがなんと白しかないということだったので、目立たない位置ではあるんですがスプレーで黒く塗ってより目立たなくしました。
床について
床を張る方向については、平面図にもある通り短手方向に貼りました。 これは入り口から見た圧迫感を減らしたかったからです。 これはすべての部屋で基本的に統一した考え方にしています。
気に入っている点
- 壁の使い方
- 本棚
- 作り付けの机
- 雰囲気
- 使いやすさ
今回の家づくりでメインとなる部屋で、この部屋の出来が最重要だったわけですから、細かい部分以外は気に入っています。 特に、部屋の中に壁を設けることでできた空間はこの家の中でも最も気に入っている場所です。
失敗した点
逆に失敗した点もあります。 大きくは失敗していないのですが、もうちょっとうまくやれた部分はいくつかあります。
キーボードトレーの取り付け
これは最初から伝えていた部分なのですが、机の高さはキーボードトレーを取り付けることを前提にmm単位で調整しました。 ですが、このキーボードトレーを取り付けるためには天板を補強しなければいけないことが分かり、補強分の4~5mm、想定よりも下に付くことになりました。 それによってキーボードの位置が手を自然に置いた場所より下に来てしまっているため、プチストレスです。
取り付け方まで共有すれば回避できたとは思いますが、「これを付ける」という話を最初からしていたので、まさか付けられないものを選ばないだろうと思ってしまっていました。
床の見切り材
床の見切り材についてはどんなものが付くかの話が全くありませんでした。 結構幅のあるプラスチック感満載なものが付いているため、これは選べるなら選びたかったです。
ただ、見切り材なんで後からDIYで交換も可能だろうし、そこまで気にしていません。
エアコン
これはハウスメーカーにではなく、ダイキンに対してのものです。 ダイキンはrisoraというめちゃくちゃおしゃれなエアコンを出していて、今回はこれを3台採用しました。 このエアコンの最大の特徴は、色が選べるところにあります。 そのため、仕事部屋には黒いものを選びました。
こんな組み合わせのものです。 が、電源ケーブルが白いのです。
本体カラーをダークグレーにしてるなら、電源ケーブルも黒でしょそこは・・・
なんというか、中途半端です。
クロス
クロスに関しては、職人が悪かったのか、全体的に雑です。 あまりにひどいところは指摘して直してもらったのですが、場所によっては直してもらう前の方がマシだった部分もあります。 これ以上変にされてもな・・・ということで、そのまま放置していますけど、なんだかなぁ、と感じる部分です。
また、木目クロスは全体的に失敗でした。 波打ってるところはあるし、はがれてくるし、傷もつきやすいしで、微妙すぎます。
インターホン
仕事部屋が玄関に近いのはいいんですが、インターホンはLDKにしかないのでいちいちLDKまで行って相手を確認して出るというのが面倒です。
これについては、子機を増設しようと思っています。
ただ、ホワイト系の子機しかないのがちょっと微妙なんですよね。 パナソニックさん、照明器具とかコンセントとかでは黒いの出してるんだし、インターホンも黒いの出してくれないかな。
下地補強
平面図を見てもらうと分かる通り、下地補強をしてもらいました。 しかし、モニターアームを取り付けるためにはこの下地では不十分なので、結局心材が通っている位置にモニターアームを取り付けてもらうことになりました。 完全に不要でした。
窓の軒・庇
東側の窓は軒があり、さらにカーポートの屋根もあるのでいいのですが、南側の窓には軒・庇がありません。 そのため、雨が降ると窓に直接雨粒が当たり、そんなに強くない雨でもまぁまぁ音がします。 分かっていれば庇を付けたのになぁ、という部分です。
*1:本当は、工法の違いの話もしたいのですが、仕事部屋の記事ではないなということでここでは触れません。
*2:飛び出しにくさを考えるなら、奥行きはあったほうがいいんですが、ここでは掃除しやすさを撮りました。飛び出てきたとしても座っている状態で肩より下なので、何冊も頭にめがけて飛んでくるようなことはないだろう、という考えからです。また、天板は奥行きがすこしあるため、上方向に飛び出しにくくなっているはずです。
*3:エアコンのコンセントを最初天井付けにしようとしていたのですが、どこかのタイミングでやめてしまったため、外壁に接するエアコン用のコンセントはそのまま天井付けにしておけばよかったです。
*4:しかも、予備として付けたもの。
ハウスメーカーへの要求事項
ハウスメーカーを選ぶにあたって、候補となるすべてのメーカーに同一の要求事項をPowerPointにして送り、それに対する回答をもらうようにしました。 今までで紹介したコンセプトのほかにも、下記のような内容も盛り込んだ15ページにまとめました。表現はほぼそのままです。
土地の要望
- 30坪以上?
- 建物の要望が叶う最小限の土地でいいが、どの程度の大きさで建物の要望が叶うかわからないので、いったん仮置き
- 出張を考え、新幹線の止まる駅へのアクセスがいい場所
- 新幹線の止まる駅へのアクセスが良い鉄道駅まで徒歩30分圏内
- 都市ガス、下水道
- コンロはガス希望。太陽光発電、蓄電池等は不要
- 緑化規制のない場所
- 最大4,600x1,800x1,550程度の車が置ける駐車場が確保できること
- 海抜0メートル以下は避けたい
- 周辺施設へのこだわりは一切なし(スーパー、病院等)
その他の主な希望
- 新たな感染症を考え、玄関の手洗い必須
- コート類をかけられるシューズクローク的なスペース
- リビングの広さは現状維持、ダイニングは場合によっては不要かも
- 仕事部屋とリビングはキャスター付きの椅子を置くため、WPCフロアなどの傷つきにくいもの
- トイレはアラウーノL希望。独立した十分な大きさの手洗い
- 洗面脱衣所を広くしてくつろぐ椅子を置きたい。洗面はシンプルな造作
- トイレ、風呂以外は極力引き戸。引き戸は吊り下げの天井付けで、枠なし
- 寝室はシングルベッドと空気清浄機が置け、ルンバが動ければ十分
- 外構
- 濡れずに車から家に出入りできる
- 虫を避けたいので植物や土は排除→ドライテックや土間コンが基本
- 冬の洗車を考え、混合水栓
- 予算次第で、仕事部屋とリビングに床暖房
- 仕事部屋、寝室以外のインテリアはシンプルモダン。仕事部屋、寝室はウォールナット的な深い茶色の床に、濃い青い壁
- エクステリアは不透過のカーポートに合うもの
要望がどれくらい実現できたか
土地の要望はほぼほぼ実現といっていい土地が見つかりました。
そのほかのものに関しては、実現できなかったのが次のものです。
- シンプルな造作の洗面
- ただしこれは、造作よりも今の形の方がよかったな、と思う部分でもあります
- 仕事部屋とリビングの床暖房
そのほかはすべて実現できたと言っていいでしょう。
参考にしたYouTubeチャンネル
Web上の情報はブログやYoutubeを中心にいろいろと参考にしました。 その中で一番好きだったのは、工務店の代表の方が発信しているこのチャンネルです。
このチャンネルの動画は大体見たのですが、その中でもお気に入りの動画を紹介します。
www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com
施主側のチャンネルでは、こちらです。
残念ながら、最近は更新されていないようです。
SUUMOを使わなかった理由
タイトルではSUUMOとしていますが、カタログ一括請求サービス全般は利用しませんでした。
これらが無料なのは、それらが紹介している会社からお金をもらっているからです。 カタログ一括請求サービスを使うということは、そこに登録している会社すべてから広く浅くお金を出してもらったようなものなので、そういう点ではお得です。 また、作りたい家のイメージを明確にしてくれたり、自分に合っていそうな会社をいくつか絞ってくれたりするので、便利は便利だと思います。 しかし、デメリットもあります。
- その会社に登録している会社しか紹介されない
- もしかすると、多くお金を出している会社が優遇されているかもしれないが、外側からはわからない
- 紹介された会社が、紹介料分の費用を上乗せしているかもしれない*1
自分で色々調べて行動できる人であれば、使わなくても全然OKだと思います。 自分の場合は調べたり行動することが苦にならないというか、そこから楽しめたので、そもそもSUUMOなどのカタログ一括請求サービスは不要だなと思って使いませんでした。
注文住宅を建てるのって、そもそもこだわりが強いとか、熱量があるとか、そういう人が向いていると思っていて、そうじゃないなら建売とか中古住宅を選んだ方が幸せになれると思っています。 なので、自分で調べたり行動したりするのが面倒だと思った場合は、建売や中古住宅、もしくはセミオーダーみたいなものをやっているメーカーの方が合うかもしれません。
入り口としての役割もあるとは思うので、存在意義を全く否定するものではないですが、自分にとっては不要でした。
*1:そんなモラルのない会社はいないと信じたいですが、外側からはわかりません・・・
理想の生活を考える
前回でコンセプトを考えたことで、自分のなかで一貫した方針が定まりました。 それをさらに掘り下げ、どのような暮らしがしたいのかを考えました。
動線を考える
まずは現状の様々な行動を思い起こし、どんな時に家の中をどのように動いているのかを書き出しました。 そして、それらをもとにして「理想はどうか?」を考えて、まとめました。
例えば、こんな感じです。
- 入浴後、洗面脱衣所で洗濯機を回し始める
- 洗面脱衣所の椅子で本を読みながら、洗濯が終わるのを待つ
- 洗面脱衣所の物干しスペースに洗濯物を干す
- タオル類はそのまま洗濯機で乾燥に掛ける
- 未取り込みの洗濯物があったら回収し、ウォークスルークローゼットに片付ける
- そのまま寝室に移動し、就寝
ちなみにこれは、入浴から就寝までの流れのひとつです。 このようなものをいくつも考えながら、お互いに矛盾しないように改良していきました。 そのため、上のシナリオも最初からこの形だったわけではなく、3回くらい調整してこの形に落ち着きました。
このようにして理想の動線を考えていくことで、自分にはどんな部屋が必要なのかや、 どの部屋とどの部屋がつながっていた方がいいのかなどが明確になっていしました。
最終的に、このような形にまとまりました。
今まで出てきていない希望をまとめる
前回までである程度の希望は形になっていますが、動線を考えたことでさらに希望が形になってきました。 この時点ではこのような希望が新たに出てきました。
- 新たな感染症を考え、玄関の手洗いは必須
- 外出時に便利なように、コート類を掛けられる玄関収納
- ダイニングテーブルは特に使わなくても生活が成り立つので、ダイニングは場合によっては不要
- 仕事部屋とリビングにはキャスター付きの椅子を置くので、傷に強い床がいい
- ドアを先に触ることになるのを避けるために、トイレ内に独立した十分な大きさの手洗い
- ルンバが通る箇所(トイレ、風呂以外)はすべて引き戸
- ルンバが通らない箇所(トイレと風呂)は空間効率と掃除の手間を考え、開き戸
- 鳥の糞などが下からわからないように、カーポートは不透過のもの
- 虫を避けたいので、外構含め植物や土は排除
- 冬の洗車を考え、外部にも混合水栓
理由付きにしておいたので、後から「これはなんで入れたんだっけ?」が避けられましたし、削らざるを得ない場面で代替案をハウスメーカーの人と議論できました。
置き場所を考える必要のあるものをリスト化
今持っているものを数え上げ、リスト化しました。 例えばこんな感じです
- 靴
- コート
- 服
- CD
- DVD/BD
- 非常食
- 水(2ℓ)
- スーツケース
- 布団
- 食器
- タオル・バスタオル
- PC
他にも色々ありますが、どんな小さなものでもとりあえずリスト化しました。 このリストは、引っ越しの際に何を処分するかを決める際にも役立ちました。
実際には、リスト化しただけではなくある程度どこに置くかの想定までしたのですが、 まだ何もない状態での想定だったので、この段階でそこまでしても無駄でした。
ここまでで大分自分がどのような暮らしがしたいのかが分かってきました。 ここまでやってきたことをPowerPointにまとめて、候補となるハウスメーカーと共有したうえで提案を受けました。
後から振り返ると、ここまで情報を集めていたおかげでハウスメーカー選びはそこまで迷うことなく終わりました。 また、要望も理由付きにすることで、自分の考えた案では実現不可能な場合でもハウスメーカーの人が代替案を考えてくれるという場面が多々あったので、このあたりまでやっておくのはおススメです。
家づくりのコンセプトを決める
前回で現状を分析して、ある程度自分の考えが理解できました。 次にやったのが、コンセプトの決定です。
家づくりにおいて、あれもこれもと入れ込もうとしても、お金は無限にあるわけではないので無理です。 そのため、そういう判断が必要になったときのために指針(コンセプト)となるものを考えました。
再掲ですが、前回わかったことは下記のとおりです。
- 仕事部屋さえあれば、広さは今でも満足している
- 掃除のしやすさを重視している
- 理想とする家事動線がある
- マンションに向いていない
これをベースに、次のようなコンセプトを作りました。
- 実用性に振り切った、一人暮らし用のコンパクトハウス
- 「働ける間の仕事環境」全振り
- 掃除が楽
- 地震・水害に強い
- 駐車場付き
- 上記以外は一般的に言われるようなものであっても切り捨てる
- 物理的な広さ
- 明るさ(窓の数・大きさなど)
- 交通の便
コンセプトを決めたことで、どういう住み方がしたいのかがぼんやりわかってきました。 ここからさらに具体的な項目に落とし込んでいきました。
ここでは、コンセプトの各項目を掘り下げます。
コンセプト
コンセプトにはサブコンセプトを設け、各項目ごとにゴールを見失わないようにします。
「働ける間の仕事環境」全振り
「妥協しない、最高の仕事環境」がサブコンセプトです。
- 独立した仕事部屋
- 最低400冊、できれば 500冊程度の本が収納できるスペース
- 2m以上の長い机
掃除が楽
「ルンバが掃除できないところを作らない」がサブコンセプトです。
- ルンバフレンドリー
- ホコリのたまる余地の排除
- カーテンレールは天井付け
- 窓枠やドア枠をなくす
- 巾木はなし、無理なら極力薄く
- シャンデリア、ペンダントライト、壁付け照明、コーブ照明など、ホコリがたまる照明は排除
- 目線よりも高い棚は設置しない
- 掃除のしやすい窓
地震・水害に強い
「被害を受けたとしても命は落とさない」がサブコンセプトです。
- 耐震等級3
- 掃き出し窓など、大開口は作らない
- 基本的には、腰高以上の高さに物を置かない
- 本棚も例外ではない。そのため、本棚は注文住宅の例でよく見る壁いっぱいのものではなく、3段程度に抑える
- 家具類の固定
- 本棚や机は造作にして、極力家具を置かない
- 水害対策に、2階建て
- 2階からの脱出も考えて、窓も人が通れる程度の大きさは確保
駐車場付き
「雨に濡れずに出入りできる駐車場」がサブコンセプトです。
- 車は1台止められればOK
- 車から玄関まで屋根付き
- 駐車場以外は砂利で、シンボルツリー等は不要
切り捨て項目
コンセプトを掘り下げる段階では切り捨て項目の方は見ていなかったので掘り下げなかったのですが、 今思うと切り捨て項目も掘り下げておいた方がよかったな、と思います。 ここでは、現時点での考えも交えて切り捨てた項目も掘り下げ、実際にどうなったかも合わせて紹介します。
物理的な広さ
コンパクトハウスなので、注文住宅でよくある「大きなリビング」とか「開放的な吹き抜け」とか、横にも縦にも広さは不要です。
ただこれは、ハウスメーカー各社のアピールポイントを殺しまくっていて申し訳ない気持ちになりました。
- 「LDKは今の部屋と同じくらいの大きさでいいです!寝室はむしろ狭くしたいです!」
- 「吹き抜けとか要りません!むしろ天井は低い方がいいです!」
こんなかんじだったので。
まず、「大きなリビング」に代表されるような、横の広がりについてです。 横に広がりを持たせるということは、それだけ大きな土地が必要になるということです。 つまり費用が掛かります。 家は坪単価で表されることもあるように、面積はかなり価格に跳ねてきます。 現状の広さに満足しているのであれば、無理に広くする必要はありませんので、これを求めなかったのは正解でした。 ただ、寝室を小さくしてその分玄関に回せていればもっとよかった*1のですが、当時は玄関の狭さに気づいていませんでした。
次に、「開放的な吹き抜け」に代表されるような、縦の広がりについてです。 他にも、「天井高2.7m」みたいなパターンもあります。 しかし、背の高いものは背の低いものよりもよく揺れますので、建物の背は低い方が耐震性には有利です。 また、家づくりのためによく見たページでこのようなトピックが扱われていました。
暮らしやすい天井の高さを解説します - お節介親父のつぶやき モリシタ・アット・ホームの代表ブログ
外観もどっしりした家の方が格好いいことを考えると、低い天井はアリではないでしょうか。
ただし、「物理的な」広さは不要ですが、「感覚的な」広さはあって困るものではありません。 背の高いものは基本的には置かないという掃除や耐震性のためのコンセプトが、実は感覚的な広さのために効果があったりするのですが、それについてはまた別の機会で紹介します。
明るさ(窓の数・大きさなど)
賃貸で借りていた部屋では、掃除などの空気の入れ替え以外で窓を全く開けませんでしたし、 カーテンも遮光性能が良いものを閉めっぱなしにした生活をしていました。 これでも全く問題を感じませんでしたし、「南側の窓からいっぱい陽の光を取り入れたい!」みたいな思いも全くありませんでした。 むしろ、窓を大きくすると耐震性も下がるし断熱性も下がるので、極力大開口みたいなものは取りたくなかったです。
実際には、採光がある一定以上取れないと居室として扱えないという制約があったため、リビングには大きな窓と掃き出し窓が付いてしまいました。 今思うと、いっそのこと居室にカウントできなくてもよかったのでは?と思わなくもないです。
そして、今のところどの窓もカーテンは閉めたまま、開けることもないです。 ちなみに、トイレやお風呂にはそもそも窓をつけませんでしたが、マンションではそれが普通だったため何の問題も感じていません。 むしろ、ホコリがたまる箇所が削れているので自分にとってはプラス*2です。
交通の便
仕事では出張があるため、新幹線が通っている駅へのアクセスの良さは必須でした。 ただし、歩くのは苦ではなかったため、最寄りの鉄道駅までの徒歩時間はかなり緩めに設定しました。 駅近だとやはり土地代が高くなりますので、最寄駅からの徒歩時間が30分以上でもよいという条件にしました。
また、交通の便とは違いますが、周辺施設へのこだわりは一切ありませんでした。 スーパーにしたって病院にしたって、閉店することは考えられるので、これを条件にしてしまうと閉店してしまった際にショックが大きいです。 それなら、最初から期待しておかない方がいいです。
土地関連では、都市ガス、本下水道整備済みは条件にしたのと、海抜0メートル以下を避けるというのも条件にしました。
実際には、駅まで徒歩10分、隣がコンビニという結構いい土地*3が見つかりました。 ただし、これは条件から外れているので、あくまでおまけと考えています。
コンセプトがどれくらい実現できたか
コンセプトがどれくらい実現できたか
実用性に振り切った、一人暮らし用のコンパクトハウス
実用性に関してはほぼ満点、コンパクトハウスというにはちょっと大きくなってしまいました。
サブコンセプトは次の通りです。
- 妥協しない、最高の仕事環境 → 〇
- ルンバが掃除できないところを作らない → 〇
- 被害を受けたとしても命は落とさない → 未評価
- 雨に濡れずに出入りできる駐車場 → △
独立した仕事部屋
かなり広めの仕事部屋兼書庫を確保できました。
最低400冊、できれば 500冊程度の本が収納できるスペース
地震のことを考えて3段までという制約がありましたが、余裕でクリアできました。 めちゃくちゃ気に入っているポイントの一つです。
2m以上の長い机
こちらも余裕でクリアしています。
ルンバフレンドリー
トイレと階段以外はすべてルンバが掃除できます。
ホコリのたまる余地の排除
- カーテンレールは天井付け → 〇
- 窓枠やドア枠をなくす → △
- 巾木はなし、無理なら極力薄く → △
- シャンデリア、ペンダントライト、壁付け照明、コーブ照明など、ホコリがたまる照明は排除 → 〇
- 目線よりも高い棚は設置しない → 〇
- 掃除のしやすい窓 → 〇
窓枠は最初確認したときになくせるという話だったのに、契約後にできなくなった、と言われました。 ただし、枠の上端を天井に合わせる位置にすることで回避しました。
巾木は契約前に「そのあたりは設計の時に決められる」という話だったのに、結局無理でした。 契約前の話は議事録等に残したとしてもあまり意味がありませんでした。
耐震等級3
達成しました。 掃き出し窓は作ってしまったものの、親世代からすると窓は小さいし少ないと好評(?)です。
基本的には、腰高以上の高さに物を置かない
達成しました。
家具類の固定
達成しました。
水害対策に、2階建て
達成しました。窓も、自分が通り抜けられる大きさを確保しています。
車は1台止められればOK
達成しました。軽なら2台止められそうですが、カーポートの屋根からはハミ出ます。
車から玄関まで屋根付き
達成したといえなくもないです。 運転席からだと微妙に濡れてしまうので完全ではないですが、おおむね満足しています。
駐車場以外は砂利で、シンボルツリー等は不要
達成しました。駐車場とアプローチだけコンクリートで、あとは砂利です。 駐車場とアプローチの部分は一部が砂利になっていて、その部分だけ白い砂利を入れているのですが、それがなかなか気に入っています。
全体
全体を見ると、結構達成できています。 コンセプトを作ったことで、軸がブレない家づくりができたと思っています。