なぜマイホームが欲しくなったか
まずは、なぜマイホームが欲しくなったかです。
細かい理由はいくつかあるんですが、一番大きいのはCOVID-19の影響です。 COVID-19により在宅ワーク中心になり、住んでいた部屋に不満がたまってきたというのが一番大きな理由です。 住んでいた部屋は一人暮らしとしては大きかったのですが、仕事柄、本を大量に持っていてただでさえ狭かったのに、在宅ワーク用に机やら椅子やらを置くことになって本格的に須水らくなってしまっていました。
こうなったときに、より広い部屋に引っ越すという選択肢もありましたが、そうすると家賃が上がるか、今よりも不便なところを選ぶしかありません。 家賃として払って許容できるほぼ上限の部屋を借りていたのと、今より不便なところを選ぶのは嫌でした。
そうなると、選択肢はだいたい次の通りです。
- マンションの部屋を買う(分譲マンション)
- 家を建てる(注文住宅)
- 家を買う(建売・中古)
これのどれを選ぶかはその人の考え方*1によりますが、自分の場合は間取りも自分で関わりたかったし、大規模修繕がほかの住人に左右されるのも避けたかったので注文住宅一択でした。
現状分析
注文住宅でいくと決めてまずしたのが、現状分析です。
自分は今住んでいる部屋のどこを気に入っていて、どこに不満をもっているのだろうか、というのを整理してみました。 実際のメモがこれです。
気に入っている点
- 床暖房
- コンロがIHではなくガス
- エアコンが1台でも十分
- 水害には強い
- ルンバフレンドリー
- 仕事のことさえなければ、必要十分な広さ
- 白基調の明るい雰囲気
- 宅配ボックス
- 立地がとてもいい
- 廊下が屋内なので、マンションに入ってさえしまえば雨に濡れなくていい
不満な点
- 在宅ワークするとなると狭い。仕事部屋がほしい
- キッチンの壁がタイルで、目地の掃除が面倒
- キッチンのコンロがフラットなものが流行る前のものなので掃除が面倒
- トイレの奥行きが短すぎる
- 玄関が狭い
- 調整してもトイレの水流が弱い
- 洗濯後の片づけが面倒。洗ったらすぐ干せて、乾いたらすぐしまえるような動線がいい
- 寝るだけにしては寝室が広すぎて落ち着かない
- ドアの取っ手が鏡面仕上げで、指紋や拭き跡が目立つ
- ガラスが単板で、冬はコールドドラフトがひどい
- 最上階のため、地震が不安
- 郵便物の確認のためにいちいち降りていかないといけないのが面倒
- 隣がうるさいことがある。マンション向いてない
まとめてみた結果、
- 仕事部屋さえあれば、広さは今でも満足している
- 掃除のしやすさを重視している
- 理想とする家事動線がある
- マンションに向いていない
ということがわかりました。 このように、現状を整理してみると「自分が求めているもの」を考えるきっかけになるのでお勧めです。
今回はここまでで、次回はここからマイホームの「コンセプト」を考えた話をします。
気に入っている点、不満な点がどうなったか
気に入っている点
- 床暖房 → いつの間にか消えていた。まだ冬を越していないので未評価
- コンロがIHではなくガス → ガス最高
- エアコンが1台でも十分 → さすがに1台では無理だけど、リソラが好きすぎてむしろ台数増えたので部屋ごとに色を変えられたので結果オーライ
- 水害には強い → 大きな川が氾濫したら沈む
- ルンバフレンドリー → よりルンバフレンドリーにできた
- 仕事のことさえなければ、必要十分な広さ → 一人暮らしには十分(むしろちょっと広め)
- 白基調の明るい雰囲気 → 仕事部屋と寝室以外は白基調で明るい感じを踏襲できた
- 宅配ボックス → 宅配ボックス付きの玄関ドアを選択
- 立地がとてもいい → 車前提ということでカバー。隣がコンビニなのでその点では前よりいい*2
- 廊下が屋内なので、マンションに入ってさえしまえば雨に濡れなくていい → 車から玄関まで濡れない動線を確保
不満な点
- 在宅ワークするとなると狭い。仕事部屋がほしい → 仕事部屋ができたことで、在宅ワーク余裕
- キッチンの壁がタイルで、目地の掃除が面倒 → キッチンパネルにしたので掃除めっちゃ楽
- キッチンのコンロがフラットなものが流行る前のものなので掃除が面倒 → 最新の、かなりフラットなやつを選んだ。掃除めっちゃ楽
- トイレの奥行きが短すぎる → トイレは広めにした
- 玄関が狭い → さすがに、マンションの玄関よりは広いものの、住んでみるともうちょっと広くしたかった
- 調整してもトイレの水流が弱い → 問題なし
- 洗濯後の片づけが面倒。洗ったらすぐ干せて、乾いたらすぐしまえるような動線がいい → 実現できた。便利
- 寝るだけにしては寝室が広すぎて落ち着かない → 間取りの兼ね合いで大きいままだけど、壁紙や床の色、配置などを工夫したことで落ち着けるようになった
- ドアの取っ手が鏡面仕上げで、指紋や拭き跡が目立つ → ヘアライン仕上げや黒いものを選んだことで解決
- ガラスが単板で、冬はコールドドラフトがひどい → ペアガラスにしたことで大丈夫なはずだけど、冬を越していないので未評価
- 最上階のため、地震が不安 → いくつかの例外*3を除き、腰高より高い位置に家具や家電や本を置かないようにしたのと、壁工法を選んだことで以前より不安はない
- 郵便物の確認のためにいちいち降りていかないといけないのが面倒 → 郵便受け内蔵ドアを選択。便利
- 隣がうるさいことがある。マンション向いてない → 一戸建て最高